ボードビュー上のカード内表示についてラベルを付けて情報を読み取りやすくしてみた

ボードビュー上のカード内表示についてラベルを付けて情報を読み取りやすくしてみた

ボードビュー上のカード内情報がいまいち把握し辛いと感じたため、何についての情報なのか分かるようにラベル付けをしてみました。
Clock Icon2022.06.30

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

Notionのデータベース機能からボードビューを使ってToDo管理する際にはプロパティを活かして色々と情報表示をしたくなるものです。ただ、GitHub ProjectやTrello等、他の看板とは設計が大きく異なっていて、それらSaaSを使った経験があると使い難い印象は出てきます。

Notionのボードは基本的に入力内容が固定されている前提でありつつ、チェックボックスを除いて入力情報が何を意味しているのか分かり難い作りです。共有して使うには少し工夫がいると思い、なるだけ解説レスで使えるような見せ方を試してみました。

そのままでのボードビュー

特に手を加えずにそのまま使った場合の表示です。ボードビューにした時によくある状況ですが、表示されている情報が何を意味しているのか掴み難いのがネック。

なお、各カードを開いてページとしてみることで、各情報のラベルは分かる仕組みです。開かない限りは分かりづらいのが難点ともいえます。

ボードビューの各プロパティをラベル化

それらに対処した一例が以下の状態です。各情報が何を意味しているのかひと目で分かるようになりました。

具体的な対処方法としては、関数フィールドにて以下の内容を追加しています。 

concat("プロパティ名:",prop("フィールド名"))

ボードビュー上では関数フィールドのみを表示させ、ページビューではオリジナルのプロパティのみを表示させることにて重複表示も無くしてみました。

プロパティの非表示設定はボードビュー上と各ページ上で夫々独自に持っているため出来る仕組みとなります。

あとがき

GitHub ProjectやTrelloとは異なってMarkdownにて色々な要素を交えての設計ができないため、見せ方を意識する必要はありそうだと思えました。

ボードビューを使うメリットで一番大きいのは、データベース同士でのリレーションをチケット要素に含められるところです。まずはチケット要素についての設計から取り掛かってみるとよりよく使えるかもしれません。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.